平成29年2月25日(土)、市民公開講座「気管切開の声楽家 青野浩美 おしゃべりコンサート」を米子コンベンションセンター 小ホールで開催し、約100名の方にご参加いただきました。
この市民公開講座は、重症児の在宅支援を担う医師等養成事業の一環として、事業を広く知っていただくことを目的に開催しております。
今回お招きした青野さんは、神経性の難病で気管切開しながらも各地で声楽家として活躍する方です。声楽家を目指していた矢先、原因不明の神経性難病を発症され病気を発病し、生きるために気管切開に踏み切った時の思いや、現在の心境などお話頂きました。
また、鳥取大学医学部附属病院 小児在宅支援センターの玉崎章子副センター長を対談者として、気管切開についてのお話や、なぜ声が出るのかなど参加者に分かりやすく紹介されました。
コンサートでは、オペラの名曲や、ピアニストでお母様の青野真弓さんとのデュエット曲、青野さんのコンサートでは定番の「ビリーブ」などを披露されました。
来場者からは、「常に前向きに生き、勉強される姿に勇気、元気をたくさん頂き感謝しています。道しるべになりました」「青野さんの心の持ち方に感動しました。目標をもっていこうと思いました。私は誰かのためにこれからも学びたいと思いました」との感想がありました。
※日本海新聞に記事が掲載されました こちら
対談の様子
コンサートの様子