香月康宏准教授（大学院医学系研究科 遺伝子機能工学部門）が第3回 バイオインダストリー奨励賞を受賞し、１０月９日（水）、横浜において贈呈式・受賞記念講演会が行われました。この賞は、バイオサイエンス、バイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者とその業績を表彰するものです。

【受 賞 者】
香月康宏准教授（大学院医学系研究科 機能再生医科学専攻 生体機能医工学 遺伝子機能工学）
【研究課題】
次世代人工染色体技術の開発とその産業応用
【選　　評】
　巨大遺伝子や複数遺伝子を導入可能な人工染色体ベクターを独自の方法によって開発した。このベクターを利用して、薬物代謝酵素遺伝子ヒト化動物、ダウン症候群モデル動物、完全ヒト抗体産生マウス等を構築してきており、創薬研究の加速にも資する成果を挙げている。大学発ベンチャーを通じて多数の企業・公的研究機関との共同研究・事業化を進めており、今後も活躍が期待される研究者である。

バイオインダストリー協会HPより引用
https://www.jba.or.jp/jba/osirase/3_3.php