２月２７日に鳥取大学では、鳥取県が中心となり染色体工学技術を基に県内への新たなバイオ産業の創出を目指す「とっとりバイオフロンティア」事業に関するシンポジウムを本学米子キャンパスで開催しました。来場した学内外の約１５０人が、押村センター長らが語る将来構想に聞き入っていました。この他、関連する最新の研究成果が医薬研究者から報告され、多くの関心が寄せられました。

　「とっとりバイオフロンティア」事業については昨年５月に、鳥取市の知事公邸において学長、県知事、バイオ関連企業等によって、バイオ産業を創出するための施設「とっとりバイオフロンティア」に対する協力・支援等に関する覚書の調印式を行っています。本事業では、本学の染色体工学技術に関連した産官学連携による研究開発や、次世代の鳥取県をリードするイノベーション人材の育成等を行うため、平成２３年4月に拠点施設の完成を目指しています。