沿革
当教室の歴史は、昭和20年6月に米子医学専門学校の開設されたことに始まり、初代教授として林 昇が就任した。
昭和22年10月には2代目教授として佐々木 寛が就任した。
戦後の医学教育改革に伴い、昭和26年4月に米子医科大学、昭和28年4月に鳥取大学医学部に名称が変更された。
そして、昭和55年8月に第3代教授として生駒尚秋が就任した。
平成2年7月には新病棟の竣工、平成7年2月には外来・中央診療棟が竣工した。
平成14年1月に第4代教授として北野博也が着任した。
就任間もなく平成16年4月国立大学法人移行に伴う組織改変により、教室の名称が感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野に改称された。
平成25年8月に教室を一時移転し、耐震化に伴う教室の改修工事が行われた。
平成27年7月に第5代教授として竹内裕美が就任した。
歴代教授
生駒 尚秋
昭和55年7月生駒尚秋教授が就任した。
教室の伝統である神経耳科学に加え、アレルギー学、頭頸部外科学等の新しい分野の発展に尽力された。
北野 博也
平成14年1月に、滋賀医科大学から北野博也教授が着任した。
平成17年12月から23年3月の間は副病院長として、平成23年4月から平成27年3月までは病院長として、附属病院の改革と刷新に指導的役割を果たした。
竹内 裕美
平成27年7月に竹内裕美教授が就任した。
英国ウェールズ大学への海外留学、東京慈恵会医科大学への国内留学で鼻・副鼻腔、アレルギー領域の臨床・研究の基礎を築き、
現在では、年間200件以上の内視鏡下鼻副鼻腔手術に携わり、教室員の教育とともに、低侵襲外科センターの中心的メンバーとして活躍している。