鳥取大学医学部

■スタッフ■

●臨床心理相談センター
鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理相談センター Center for Clinical Psychology, Graduate School of Medical Sciences, Tottori University スタッフ 氏名    相談に関する専門領域 菊池義人  当臨床心理相談センターのセンター長をしています。  こころの問題はとても複雑で,一見すると困った問題や症状が表面にあっても,その奥にはとても重要な成長や発展の萌芽が潜んでいることもよくあります。そのような心の現象を的確に見立て,最も効果的な解決策や立ち直りの方法を探り,さらなる心の成長・発展に結び付けることが,私どもの重要な使命と考えています。  私は,精神科・心療内科病院での心理士としての経験やスクールカウンセラーとしての経験が長く,他に,非行少年の資質鑑別に従事した経験もあります。不登校,ひきこもり,選択性(場面)緘黙,対人関係や家族関係の問題,傷つき,不安,不適応,抑うつ,発達や子育て,進路選択のご相談,その他,自他を悩ます困った行動や習慣など,心に関するどのようなご相談にも応じてまいります。  当センターは心理相談機関として独立していますが,医学系研究科附属であり,鳥取大学の附属病院とは緊密に連携しています。病院に行くほどではないけれど,気になる心の症状などもお気軽にご相談ください。専門家のためのコンサルテーションや心理的な援助の研修などについてもお受けいたします。 最上 多美子  主として成人の方を対象とした個人カウンセリング、グループカウンセリングを行ないます。対人関係の悩み、不安やうつ、家庭や職場での悩みなどのカウンセリングを行ないます。カウンセリングにおいて、カウンセラーと来談者の方との関係、来談者の方の「変わりたい」という希望を大切にとらえています。 井上 雅彦  応用行動分析学・行動療法の立場から、自閉症・発達障害・知的障害などの障害のある人への心理的支援、保護者およびきょうだいに対する心理的支援、学校支援を行っています。また、兵庫県三木市・明石市全市を対象にした不登校に対する早期対応プログラムの開発にも携わっています。 竹田 伸也  認知療法、認知行動療法やリラクセイションを用いた面接を行っています。これまで、パニック障害など不安に関する問題や、うつでお困りの方の面接、認知症についての相談、ストレスをどのようにやり過ごすかといった相談をお受けしてきました。  強いストレスで苦しい思いをしているときには、極端な考え方をしたり、いまいち新しい行動に踏み切れなかったりします。面接の中では、考え方の幅を広げ、物事をいろんな角度からみつめる練習をしたり、悪循環を断ち切るような活動を計画するなどして、問題の解決を目指します。お困りの問題が改善し、より良く生活できるように、具体的な目標を決め、心理士と二人三脚で解決を目指して面接を進めていきます。 金子 周平  誰しもが持っている自然な回復力を最大限に活かしながら援助していくパーソンセンタード・アプローチ(PCA)による心理療法を行っています。個人の心理療法だけでなく、PCA を理論的ベースとしたグループ・カウンセリングにも取り組んでいます。これまで不登校(傾向)の児童生徒とそのご家族との面接、発達障害の療育、うつ状態、不安、依存などでお困りの成人の方との面接を経験してきました。  必要に応じて時には具体的なプランを面接の中で立てたり臨床心理学的なワークやエクササイズを面接の中に導入しながら多面的に援助していくことを目指しています。

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