鳥取大学医学部のホームページにようこそおいで下さいました。鳥取大学医学部は、医学科、生命科学科、保健学科の三学科からなり、「お互いに連携を取りながら、生命の尊厳を重んじるとともに創造性に富む医療人や生命科学者を養成する」ことを理念として、地域医療への貢献や研究者養成を行っております。
鳥取大学医学部は、昭和20年3月に米子医学専門学校として産声をあげました。昭和23年2月には米子医科大学となり、昭和24年5月には国立大学設置法により鳥取大学医学部が誕生いたしました。昭和33年には大学院医学研究科、昭和37年には附属脳幹性疾患研究施設、昭和41年には附属ステロイド研究施設が設置され、発展してきました。
その後、バイオサイエンスの時代を迎えた平成2年には、社会の要請にいち早く応え国立大学医学部では初めての生命科学科を設置し、平成11年には医療技術短期大学部を医学部保健学科に改組しました。
現在、医学部医学科(定員80名)は7大講座35分野、生命科学科(定員40名)と保健学科(定員120名)はそれぞれ2大講座6分野からなり、多種多様な医療人の育成にあたっています。さらに、附属脳幹性疾患研究施設4部門の教員も医学教育・研究や診療にあたっております。
大学院医学系研究科は、医学専攻と生命科学専攻からなりますが、平成15年度からは独立専攻である機能再生医科学専攻を、さらに平成16年度には保健学専攻修士課程を設置し、研究体制の強化を図りました。また、平成15年度には研究活動を支援する生命機能研究支援センターが設置されました。本センターは遺伝子探索、放射線応用科学、動物資源開発、機器分析の4分野で構成されています。
教育面においては、平成19年4月より、学部教育支援室、地域医療教育支援室、大学院教育支援室、卒後臨床研修センターから構成される総合医学教育センターを設置いたしました。医学図書館は、教育・研究をサポートする機能のひとつでありますが、県内の公共図書館や大学図書館等との連携により、238万冊の蔵書が利用できます。また、県内唯一の医学系の図書館としての役割を果たすべく情報提供に取り組んでいます。このように、組織・施設の充実によって、学部教育から大学院での研究まで、一貫した教育・研究指導体制を充実させることができると期待しております。
このホームページは、ご覧の皆さまと医学部とをつなぐ情報ホットラインであります。医学部の活動や新しい情報を満載しています。鳥取大学医学部の過去、現在、そして未来の可能性をこのホームページから読み取っていただき、鳥取大学医学部についてご理解賜れば幸いです。