分野名 | ||
形態解析学分野 Division of Morphological Analysis | ||
電話番号 | ||
TEL:0859-38-6023 | ||
スタッフの職名と氏名 | ||
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分野の特色 | ||
当分野ではヒトや動物の形態について、ミクロの形態からマクロの形態まで広い範囲で解析・研究を行っています。組織学では、光学顕微鏡や電子顕微鏡を使って細胞・組織の微細構造を研究しており、走査型電子顕微鏡を用いた細胞内構造の三次元的研究や、免疫電子顕微鏡法による蛋白質局在の検討を行っています。人類学では、山陰各地から出土した古人骨を中心に、弥生人の脳組織、殺傷痕人骨、骨病変の研究を進めています。山陰地方は日本人の成立を考えるうえで重要な地域で、現代人のミトコンドリアDNAの解析も進めています。 | ||
分野での主要な研究テーマとその取り組みについての説明 | ||
・走査型電子顕微鏡のための試料作製法の開発とその応用 細胞・組織を三次元的に観察するための試料作製法の開発・検討を行っており、新しい技法を用いて細胞小器官や組織の三次元的構築の解析を行っています。 ・感覚神経終末の形態形成機序 免疫電顕法などを使って感覚神経終末の形態形成機序を解析しています。感覚神経終末の形成には、ある種の細胞接着因子が重要な役割を果たすことがわかってきました。 ・微小血管の形態 腫瘍などの病態モデルを使って、微小血管の特性の研究をしています。 ・古人骨の形態解析 山陰から出土した古人骨を中心に、山陰地方の古代人の特徴や時代に伴う変化、古代人の疾患などの解析を行っています。 ・ミトコンドリアDNA高変異領域の多型解析 日本人の成立を分子レベルから検討するために、山陰地域を中心として、現代人試料とともに、様々な時代の遺跡から発掘される多数の古人骨のミトコンドリアDNA高変異領域の多型解析を行っています。 | ||
HP作成担当者名 | ||