第53回日本先天代謝異常学会総会で受賞されました


 11月24日~26日、千葉県幕張で開催された第53回日本先天代謝異常学会総会において、医学部脳神経小児科分野の大野耕策教授が「ライソゾーム病の病態解明・治療法に関する研究」で学会賞を受賞しました。この賞は、先天代謝異常領域で優れた研究業績を残し、長年日本先天代謝異常学会に貢献された先生へ授与される賞で、今回はニーマンピック病C型などのライソゾーム病の病態解明、診断、さらに治療法の研究において世界的に評価の高い研究を推進してきたことが認められました。
同時に、生命機能研究支援センター遺伝子探索分野の檜垣克美准教授が「ライソゾーム病の治療法開発に関する研究」で同学会の奨励賞を受賞しました。檜垣准教授は、GM1-ガングリオシドーシスなどのライソゾーム病に対する新規シャペロン療法の研究で世界をリードし、活発な研究を行なっていることが評価されました。

脳小2  脳小1
    大野耕策教授             檜垣克美准教授