生命科学科奨励賞受賞講演会を行いました

鳥取大学医学部では、生命科学科奨励賞を設け、鳥取大学医学部生命科学科の卒業生のうち、教育、研究、社会・国際貢献において、顕著な功績を収めた者を顕彰し、奨励する表彰を行っています。 
6月28日(木)、初沢生命科学科長から、受賞した13期生(2006年3月卒業)の佐野晃之さん(イリノイ大学シカゴ校Principal Investigator、ニューヨーク大学研究員)に表彰状と副賞が授与されました。この受賞は、粘膜免疫に関する論文を、ライフサイエンス分野の世界最高峰の学術雑誌であるCell誌に発表したことが評価されたものです。
その後、生命科学科奨励賞受賞講演会が開催され、講演では、卒業後に様々な国を旅行したことが多くの刺激となったこと、また、国内で研究をしている中、アメリカで研究生活を送ることを考え、現在イリノイ大学で独立ラボを立ち上げている経緯について、そして、専門の腸の粘膜免疫について研究の成果を話されました。
講演を聞いた学生は、先輩の経験談に触れ、今後の研究活動のモチベーションに繋がることを期待します。

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    受賞した佐野さん(左)と初沢学科長               講演会の様子