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環境省「エコチル調査」拠点に鳥取大学医学部が選定されました

環境省が取り組む「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の拠点となるユニットセンターに鳥取大学医学部が中国地方では唯一の施設として選定されました。平成22年4月12日(月)環境省において小沢大臣から能勢学長へ認定書が交付され、同日鳥取大学医学部(米子キャンパス)で井上学部長による記者発表が行われました。

エコチル調査は、子どものアレルギーやぜんそく、ダウン症などの先天性異常の病気と環境汚染物質との因果関係を明らかにするために行われる全国調査です。全国で15ヶ所の調査拠点を選定し、妊婦10万人の協力を得て、子どもたちの健康を母親のお腹にいる時から13歳に達するまで定期的に健康状態を追跡します。準備期間3年結果分析5年を含め21年がかりで取り組む大計画です。鳥取大学医学部はこれまで取り組んできた小児医学や疫学調査での実績と研究態勢が評価され調査拠点の1つに選ばれました。

鳥取大学医学部では、鳥取県西部の産科や小児医療機関の協力を得て、調査対象の目標を3千人として、井上医学部長をセンター長に、健康政策医学分野、生殖機能医学分野、周産期・小児科学分野、母性小児家族看護学講座、脳神経小児科学分野、地域学部地域教育学科が協力して、エコチル調査を推進していきます。

エコチル①
認定書を交付される能勢学長

エコチル②
記者発表する井上医学部長

エコチル③
認定書の披露

エコチル④
認定書