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  • 氏名
    里深 博幸(さとふか ひろゆき)
    satofuka*med.tottori-u.ac.jp
  • 【略歴】
    学歴
    平成4年4月1日 広島大学工学部(第三類 化学)入学
    平成8年3月31日 同卒業
    平成8年4月1日 大阪大学大学院 工学研究科 応用生物工学 修士課程 入学
    平成10年3月31日 同修了
    平成10年4月1日 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学 博士課程入学
    平成14年3月25日 学位取得

 

 

  • 職歴
    平成13年4月1日 北陸先端科学技術大学院大学 材料化学 CREST研究員
    平成14年5月1日 理化学研究所 研究員
    平成16年4月1日 理化学研究所 基礎科学特別研究員
    平成16年11月1日 (株)バイオマトリックス研究所 入社 抗体事業部 上級研究員
    平成19年4月1日 同 研究開発事業部 研究員 主任研究員 兼 部長代理
    平成24年11月1日 (株)オーダーメードメディカルリサーチ 入社 主席研究員
    平成28年5月1日 同 知的財産部長兼務
    平成29年3月1日 同 技術顧問
    平成29年3月1日 鳥取大学染色体工学研究センター プロジェクト研究員
    平成29年8月1日 鳥取大学染色体工学研究センター 准教授
    平成29年8月1日 (株)Trans Chromosomics社 技術顧問
    現在に至る

 

 

研究テーマ

  1. モノクローナル抗体作製技術の改良と抗体医薬品の作製
  2. 膜タンパク質に対するモノクローナル抗体作製技術の開発
  3. がん増殖、がん転移に関与する膜タンパク質の同定と抗体による抑制
  4. 人工染色体技術を利用したモノクローナル抗体作製技術の改良



研究内容

抗体は特定の分子に限定して結合できる優れた性質を有しています。この性質を利用して抗体医薬品や診断薬として広く利用されているだけでなく、研究分野においても様々なツールとして必要不可欠なものとされています。

一方で、抗体は治療用ターゲットが不足している、機能が十分な抗体が得られない、市販の抗体は研究するにも不十分などと言った、アンメットニーズが多く残されています。これらの課題に対して本研究室では、過去20年以上の間に培われてきた抗体作製技術をベースとして、様々な発想を行いながら解決を図ろうとしています。つまり、モノクローナル抗体が取れれば何ができるか?どんなものが取れると良いのか?その抗体は社会にとって利益があるのか?を考えながら、研究を進めていきます。

 

学生指導について

どのような学業・仕事にも共通する事ではありますが、「学ぶこと」、「理解する事」、「自ら発想する事」の3つが大切だと考えています。我々は自然科学を専攻していますので、「自然現象を学び」、「実験で何ができるかを理解し」、「何が新しいかを自ら発想して研究につなげる」、という理念に基づいた思考の出来る人材を育てていきたいと考えています。

また、学生さんは必ず大学を卒業して社会人になります。そこで、長らく会社員をやってきた経験を元に、社会に必要とされる人材の教育とは何か?を考えた教育を行っていきたいと考えています。

 

 

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